ガス代が高くなったなー、と思ったら、ガス代を節約するためにできる対策を行う必要があります。お風呂やキッチンなど、ガス設備を使用しているご家庭では生活インフラの1つであるガス料金のお支払いは毎月かならずかかる経費。近年はガソリンだけでなく電気、ガスなどの使用料金高騰が目立ちます。「ガスは必ず使うものだから値上げは仕方ない」と思うでしょうが、その当たり前は「当たり前」ではありません！
ガス代は「当たり前」ではない
実はちょっとした工夫でガス代を節約することができるかもしれません。今回は、そんなガス代削減のための生活の知恵をご紹介。まず、ガスは何に使われているかを知るところからはじめましょう。
住宅でガスを利用する場所は？
- キッチン ・・・ 調理の為のガスコンロ、給湯
- お風呂 ・・・ お風呂の水はり、シャワー
- 暖房器具 ・・・ ガスファンヒーター、ガスストーブ、ガス床暖房など
上記の３点が、家庭でガスを利用する主な場所になります。つまりこの三か所でのガス利用を節約することが、ガス代の節約に直結しているというわけです。ですが、これら３ヶ所は生活するうえで必要不可欠な場所でもあり、大幅に節約をするためにはライフスタイルの変更を余儀なくされます。では、上記３ヶ所の節約をするのではなく、そのほかにガス代を節約する方法は何があるのでしょうか。
ガス代を節約する３つの方法
ガス代を節約する方法のひとつめは、生活スタイルを見直して利用するガスの量を減らすというものがある事は上述したとおりです。そのほかの方法はどんな節約方法があるのでしょうか。
- 都市ガスに変更する
- ガス会社を変更する
- オール電化にリフォームする
ガス代を節約するには、上記３つの方法がおすすめです。
●都市ガスに変更する
ガスには2種類のタイプがあり「都市ガス」と「プロパンガス」というふうに分けられます。地中にガス管が埋設されているのが都市ガス、ガスの詰まった大きなボンベを業者さんが自宅まで持ってきてくれるのがプロパンガスで、まずはご自宅のガスがどちらのガス種かを確認してみましょう。プロパンガスは自由料金制なので各会社さんによって料金設定は様々。都市ガスでは必要としない配送費等もあり、比較的割高で有ることが多いでしょう。そのため、都市ガスを利用することでガス料金が下がるケースがあります。ただし都市ガスを利用するためにはご自宅の近くにガス導管が通っている必要があるため、必ずしも導入可能というわけではありません。
●ガス会社を変更する
プロパンガスは自分で業者が選択できるというメリットがあります。ただし契約によっては変更が難しい場合があり「最低でも〇年使用すること」といった契約上の縛りが含まれている事があります。また安価に給湯器などを提供してもらう代わりに、最低使用年数が設定されている場合があり、そうした縛りが適用されているかどうかを確認する必要があります。現在の契約内容を確認して解約可能な条件を満たしていれば、より安価で好条件のプロパンガスに契約を変更するというのも、ガス代節約手段のひとつとしておすすめです。
オール電化に変更する
ガス代を節約する方法としてオール電化にリフォームするというのも、有効な手段です。オール電化とは、その名の通り家中の設備をすべて電気製品にするという事です。お風呂もキッチンも暖房も、すべて電気で賄うことができればガス代は0円になり、ガス代を節約する方法としてはこれがもっとも効果的です。しかし家中をオール電化にするとなると太陽光発電、家庭用蓄電池、エコキュート、IHクッキングヒーターなどの設備を導入する必要があり、ガス代の節約以上のコストがかかるのは当然です。でも、もしこのオール電化リフォームが、お客様負担ゼロ円で実現可能だとしたら、少しは興味がわいてきませんか？
お客様負担ゼロ円でオール電化リフォームする方法
現在の電気・ガスなどの光熱費のお支払いに、ほとんど負担がふえることなくオール電化にリフォームすることができるというと、すこし嘘くさいと思われるかもしれませんが、実はこれは違法でもなんでもない「賢いの節約術」のひとつです。お客様負担ゼロ円でオール電化リフォームする方法、それは「現在の毎月の電気代・ガス代の光熱費」を、そっくりそのまま「オール電化リフォームの費用」に回すという方法です。
繰り返しになりますが、ガスをやめてオール電化にすれば毎月のガス料金はゼロ円になります。もちろんその分の電気消費量はアップしますが、太陽光発電で創エネして電気代を自給自足したり、家庭用蓄電池でお得な深夜電力を貯めて使ったり、あまった余剰電力を売電することで日々の生活で必要な電気代をゼロ円に近づける事が可能です。つまり家庭用の太陽光発電と蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターを導入することで電気代もガス代もゼロ円になり、月々の光熱費がかからなくなる。そして、その浮いた光熱費をそっくりそのままオール電化リフォームのローンに充てる、という方法でお客様の新たな負担を増やすことなく、スマートハウスへのリフォームが可能というわけなのです。
