太陽光パネルで電気を創って、それを「売電」や「自家消費」することで月々の光熱費をセーブするご家庭が増えています。電気代やガス代の高騰が今後も続くことを考えると、やはりオール電化、スマートハウス化はこれからの時代に必要不可欠だといえます。ただし、太陽光パネルはどのご家庭でも取り付けられるわけではありません。家の向き、屋根の形状、パネルの重量に耐えられる屋根構造であるかどうかが重要になります。
目次
太陽光パネルに適した屋根形状とは?
切妻屋根(きりづまやね)
屋根の頂点から地上に向けて▲形(山形)の形状で勾配をつけて伸びていくタイプの屋根です。太陽光発電との相性が良く、雨漏りのリスクが少ない屋根の構造になっており、2面のシンプルな屋根のため面積も広く、太陽光発電のモジュールを沢山、効率的に設置することができるのがこの切妻屋根だといわれています。また、屋根の方角にもよりますが2面に設置する事が出来ればパネルの枚数はさらに増えるのでその場合はさらに発電量が多くなります。
寄棟屋根(よせむねやね)
切妻屋根と同じくらい日本の家屋におおい屋根形状で、多面で構成されている屋根が 寄棟屋根 と呼ばれています。4面になっているので耐風性が高く、台風の多い日本に最適な屋根形状といえます。
太陽光発電との相性でいえば、4面になるため1面当たりのパネル枚数が少なくなるというデメリットはありますが、太陽光パネルを載せる点では問題はなく、比較的載せやすい形状といえます。ただし北側の面は反射光の関係でパネルを付ける事ができないため、どうしても3面をつかっての設置となります。
片流れ屋根(かたながれやね)
狭小地にも合った屋根として住宅街で使われることも多く、近年、新築されるお宅ではこのタイプの屋根が増えてきているようです。太陽光発電との相性でいえば、斜め一面の屋根のため面積が広く、太陽光パネルをたくさん、効率的に載せやすい屋根形状といえます。
陸屋根(りくやね)
平らになっている屋根が 陸屋根 です。面積がひろいので一見すると太陽光パネルの設置がしやすそうに思われがちですが、屋根が平らになっているため太陽光を受けるために必要な傾斜が足りず、効率的に発電ができません。このタイプの陸屋根に太陽光パネルを設置する場合、光を集めるための架台を斜めに設置する必要があり、太陽光パネル+アルファの工事が必要です。また、水はけも悪く大雨や台風などの際には機器の故障のリスクがあるため、太陽光の設置には注意が必要な屋根形状といえます。ただし、必要な措置を講じてしまえば、その広い屋根面を効率的に発電所に転嫁することは大いに可能です。陸屋根だからと太陽光パネル設置をあきらめずに、まずは発電シミュレーション、設置のための現地無料診断について、お気軽にご相談ください。
太陽光発電に適した屋根の方角
太陽光発電のモジュールを設置するのに適した屋根、適していない屋根について話してきました。屋根形状とあわせて大切なのが、屋根の向きになります。屋根形状が適していても、発電効率がわるい屋根の向きであれば、それは太陽光パネルには適していない屋根となります。
真南がもっとも適している
太陽電池パネルを設置する屋根の方角で、もっとも発電効率が良くて太陽光パネル設置に向いている方角は「真南」です。真南が最も効果的なのですが、屋根への日射量を南を100%とした場合、東南、南西では約95%、真東、真西では約83%を確保できます。 また、向きの次に大切なのは屋根の傾斜角ですが、傾斜角については「30°」前後が理想的です。
太陽光発電に適した屋根形状、方角、そして角度についてご紹介いたしました。ただし、これらはあくまでも一般的なご家庭での話です。実際の発電効率や設置可能かどうか、適正などは専門家が実際に建物を見て、周囲の環境を調査したうえで判断しないと本当の向き・不向きは判断ができない場合もあります。
上記の情報だけで「あー、うちは設置できないなあ」と太陽光パネル設置をあきらめずに、まずは発電シミュレーション、設置のための現地無料診断を受けてみてはいかがでしょうか?
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